長期課程の2期生が入校してから半年が経ち、生徒たちは日々のチェーンソーワークなどの実習において、大きな成長を見せてくれています。また、カリキュラムも、いよいよ後半に差し掛かり、自身の就業先に向けての準備が始まり、意気込んでいます。
長期課程の運営に携わる公益財団法人 熊本県林業従事者育成基金では、生徒と就業先のマッチングのため、県内の森林組合や林業会社に出向き、会社の特色や社風を把握しながら、インターンシップの受け入れや雇用についての情報収集を行っている一方、生徒には定期的な就業相談を実施しています。
この就業相談の回を重ねるごとに、生徒たちの中で就業して働くことへのイメージが深まってきています。相談当初時に比べて、事前に質問を考えてきてたり、「あの事業体についてもっと詳しく知りたい」とはっきり目的を持って面談に臨んだり、具体的な就業先の相談をしたり、就業への意識が徐々に変化しているようです。
今後も、生徒一人ひとりの個性や適性に合った就業先を一緒に考えながら、全力でサポートしていきたいと思います。