くまもと林業大学校「林業体験・学習コース」の公開講座は、林業に興味のある一般の方に対して、森林・林業に関する講座を開催しています。
今年度最後の講座では、國武林業の國武信子さん、森と暮らしの学校 SINRINGAKUの柿本弘子さんを講師に迎え、「ワーキングデスクづくり」を行いました。
今回準備していた「ワーキングデスク」の天板の木は、竹藪の中ですっと枝を上に伸ばして150年生きていた「ヒノキ」や、子どもの誕生とともに植えた「キリ」など、どこで、どのように育って、どのような思いで持ち主が育てていたかなどが分かっているものです。これらの天板を参加者に選んでもらい、思い思いのサイズ、高さにしてもらい、制作しました。
参加した方からは、木への思いが詰まった話を聞くことができて良かった、BBQ用にみんなで集まったときに使いたいという感想などをいただくことができました。
木を育てた人の思いを受け継ぎ大切に使っていただき、一歩進んで林業にも興味を持っていただければと思います。