4月12日 くまもと林業大学校【長期課程】3期生の入校式を行いました!

 令和3年(2021年)4月12日(月曜日)に熊本市中央区にある熊本県林業研究・研修センター(森創館)で、くまもと林業大学校【長期課程】の入校式を行い、3期生として県北校12名、県南校8名の計20名が本校に入校しました。今年度の入校式も昨年度同様、新型コロナウイルス感染症対策を徹底したうえでの開催となりました。
 式典では、大岩禎一校長から「自らの目標を定め、自主的に行動すること、お互いを尊重し、助け合うことができる仲間をつくること」とこれから始まる大学校生活に向けて、志を持って取り組むよう呼びかけられました。

大岩禎一校長の式辞

 

 

 

 

 

 

 

 また、来賓を代表して熊本県認定事業体連絡協議会の池田和貴会長と五木村の木下丈二村長の2名に祝辞をいただきました。
池田会長は「林業の技術や命を守る安全面を学ぶことはもちろん、若い人に教えることができる技術も学んでほしい」と述べられ、木下村長は「くまもと林業大学校で、より高い技術、より深い知識を身に着け、林業のエキスパートに育ってほしい」と期待の言葉を贈られました。

池田和貴会長

 

 

 

 

 

 

 

 

木下丈二村長

 

 

 

 

 

 

 

 

 続いて、入校生代表として、県北校の中村倭さんが「林業大学校生としての誇りをもって互いに支え合い、良き伝統を作っていきます」と宣誓の言葉を述べられました。

入校生宣誓

 

 

 

 

 

 

 

 式典の後半では、本校のエグゼクティブアドバイザーに就任されている九州大学農学部の佐藤宣子教授から防護服や安全靴等の安全装備品一式が授与されました。この安全装備品は、今後の現地研修等で、様々な危険から研修生の身を守るものであり、これから200日間の研修をともにする頼もしいパートナーとなります。ぜひ体に馴染むまでたくさん使い込んでいってほしいと思います。

安全装備品授与

 

 

 

 

 

 

 

 式典後は早速、先ほど授与された防護服に袖を通し、集合写真を撮影しました。最初は緊張感がありましたが、徐々に清々しい表情に変わっていきました。

 

 

 

 

 

 

 最後は、佐藤教授から「くまもとの林業をよりクリエイティブな産業に」というテーマで講演が行われました。日本の国土や川の特徴、熊本の魅力等が説明されるとともに、「1.基本を繰り返し「型」を自分のものにする、2.自分の頭で考えて行動する、3.同級生の仲間を大切にして繋がる」とこれから意識してほしい3点について講演されました。

講演の様子

 

 

 

 

 

 

 

 これから研修も本格化し、希望に夢膨らむくまもと林業大学校生活が始まります。今後の研修の様子は本ホームページやFacebook等を通じてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。