くまもと林業大学校の長期課程では、林業に必要な技術と現場力を身に付けるための授業に加え、林業に必要な13の資格等を取得することができます。
この日はその資格の1つとして、フルハーネス型墜落制止用器具を用いて行う作業に係る特別教育を大津町にあるコベルコ教習所で受講しました。
普段は県北校、県南校で分かれての授業ですが、この日は林大生が全員集合しての受講でしたので、生徒の皆さんが交流を深める機会にもなっていました。
講習では、法律の一部改正に伴い①「安全帯」から「墜落防止用器具」に名称が変更されたこと。②墜落制止用器具は原則として「胴ベルト型(1本づり)」ではなく、「フルハーネス型」を使用することなど、法律に関する知識等を学ぶとともに、フルハーネスの装着方法などの実技面での学習も行いました。
林業の現場でも高所での枝打ちや伐採など、危険を伴う作業があるため、転落といった危険性から自分の身を守るためにも、今回学んだことを現場で活かしていってほしいと思います。