5月20日は、WakuWakuOFFICE あそBe隊 代表 薄井 良文氏を講師に迎え、林業現場における重大事故等が発生した場合の初期段階で行う救急救命活動について学びました。
講師である薄井氏は、過去に熊本県防災消防航空隊、阿蘇消防初代山岳救助隊長を歴任しており、救助現場などで培った豊富な経験をもとに、実技指導を行っていただきました。
授業では、生徒同士が救護する側と救護される側でペアを組み、実践形式で心肺蘇生法、AED使用方法、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送方法等を学びました。林業の現場は、人家から離れた山奥が多く、救助までに時間を要します。そのため、今回学んだことは救助が駆けつけるまで継続して行う必要がある大変重要な作業です。
また、林業ではチェーンソーなど機械による事故、蜂やヘビ、熱中症など危険がたくさん潜んでいます。生徒の皆さんには、実際にこのような場面に遭遇した際、今回学んだことを活かして、パニックになるのではなく、落ち着いて救急救命活動をしてほしいと思います。