林業では、チェーンソーで立木を伐採後、木材を運んだり、吊り上げたりするためにワイヤーを使うことがあります。編んだり繋いだりすることをスプライス(Splice)と言い、ワイヤー(Wire)を使ってスプライスすることをワイヤースプライスと言います。また、ワイヤーの先に目(eye)のような形の輪を作ることをアイスプライスと言います。
今回は、第一索道商事(株)の佐々木氏を講師に迎え、1日みっちり練習を行いました。
現場によって、必要なロープの長さや輪の大きさが違うため、ロープの構造や注意点をしっかり理解していると、現場に合わせて自分でロープの処理を行えるようになり、作業効率のアップにつながるとのことでした。また、いろんな編み方を覚えて、応用していけるようになると周りの人から「あの人は技術力が高いな!」と思われるそうです。
生徒の皆さんは、講師から手順を教えてもらい、コツをつかんだ生徒は、他の生徒に教えることで、さらに技術力を上げていました。
入校から4か月以上が経ち、生徒同士もお互いのことをよく理解し合い、協力しながら授業を進めていくことができています。この調子で、卒業までたくさんの知識を吸収して、お互いを高め合っていってほしいと思います。