【専門課程(経営者コース)】~第5講「行動計画発表会」を実施しました!~

 専門課程(経営者コース)では、「高度な知識・経営技術などを習得し、自らの掲げる将来構想に向けて、継続的経営を行っていきたい!」、「林業経営を改革したい!」という高い志を持った林業経営者を対象に講義(全5講)を実施しています。
 令和4年2月21日(月曜日)、経営者コースの総仕上げとなるこの日は、第4講に引き続きFOREST MEDIA WORKS(株)代表取締役 楢崎達也氏を講師に迎え、受講者6名の行動計画発表会を実施しました。また、本校のエグゼクティブアドバイザーである九州大学の佐藤教授にも発表会を聴講いただき、終了後に講評のお言葉をいただきました。
 午前の講義では、午後からの発表本番を前に「模擬発表会」を行いました。前回の講義での修正点や悩んでいる部分を中心に発表し、それに対して講師が受講者にアドバイスを行うという形で実施しました。受講者の皆さんは、講師からいただいたアドバイスをもとに、最後の最後まで、より良い内容の行動計画を作成しようと熱心に修正作業に取り組まれていました。

 午後はいよいよ行動計画の発表本番です。午前の講義で修正した内容をもとに、それぞれの事業体の現状、抱える課題、そして、今後具体的に取り組んでいく「行動計画」を人材育成、労働災害、事業規模の拡大等、様々な観点から発表いただきました。受講者は受講後、「コストカットよりも利益を出す方法を考えるという逆の発想に考えさせられた」、「自分が目指す林業経営の方向性を見つけられた」など、今後実際に行動していくための大きな気づきを得ていました。

 佐藤教授の講評では、「経営の立場になるということは、冷静な分析で事業体のどこに問題点があるのかを考えるクールな頭と、それと同時に将来を熱く語れる熱い心の両方が必要」、「この経営者コースで出会った仲間と今後も情報共有しながら、それぞれの場で頑張っていただきたい」と激励の言葉を贈られました。


 講評後は、受講者への修了証授与と集合写真の撮影をもって、全5講の経営者コースを終了しました。