梅雨入り前の良く晴れた日に、「くまもと☆農家ハンター」のリーダーの1人である稲葉達也講師から、地域の鳥獣害防止対策について学びました。(「くまもと☆農家ハンター」は、熊本の若手農家を中心に組織され、イノシシやシカといった野生動物による農作物被害の問題に対し、ICTを利用した鳥獣捕獲や、ジビエ肉活用に取組まれており、あの「情熱大陸」(TV番組)にも取上げられるほど、注目されています。)
今日の講習では、「自分たちの山は自分たちで守る~ICTを活用した林業と鳥獣対策の両立~」と題し、イノシシの捕獲情報がリアルタイムでわかる情報通信装置や、鳥獣被害による農林業や植物への被害の実態など、積み重ねてこられた豊富な実体験に基づく話を伺うことができました。
また、イノシシの皮を使ったキーホルダーづくり体験を通して、捕獲した動物を活かすことについても学びました。その後、立田山での現地研修として、イノシシの獣道や、罠の設置に適した場所などを教えていただき、林業と鳥獣の関わりについて深く学ぶことができた1日となりました。
山の恵み、山の被害、山と人と動物たちの営み、林業って奥深いですね!