秋の気配が感じられる立田山の林業研究・研修センターにおいて、林業・木材製造業災害防止協会熊本県支部の吉田安全指導員を講師に迎え、林業の現場における「KY(危険予知)」及び「リスクアセスメント」について、学びました。
冒頭、「林業は、全産業の中で事故の確率がNo.1といわれており、地域産業として林業が活性化するには、安全な作業場であることが第一であること。」という話が、講師からありました。
また、
〇事故を減らして安全な職場にするために大事なのが、1人1人の技術と意識。
〇事故の要因の8割を占めるといわれるヒューマンエラーをなくすために、集団・個人で、作業前にどこが危険かを判断する。<危険予知>
〇危険のレベルをどのレベルまで下げられるか分析する。<リスクアセスメント>
そして、
〇<危険予知><リスクアセスメント>においての基本は①指差し呼称②笛③退避であること
を学びました。
林業大学校では、安全を第一に考えて授業を行っています。卒業まであと半年。生徒の皆さんは、山のスペシャリストを目指して、日々安全技術を磨いています。