くまもと林業大学校「林業体験・学習コース」の公開講座では、林業に興味のある方に対して、森林・林業に関する様々な講座を開催しています。
今回は、甲佐町にある古民家「山ぼうしの樹」で、木の家についてのお話会とカッティングボード作りを行いました。
木の家についてのお話会では、築140年の古民家を「山ぼうしの樹」としてリノベーションした株式会社ミズタホームの水田 和弘氏を講師に迎え、木の家には断熱や除湿効果があることや、日本の風土に適した木造建築の良さについて、1時間程度お話しいただき、参加者の方々も熱心に耳を傾けておられました。
その後、庭に面した木造デッキに移動し、「山ぼうしの樹」のカフェの経営をされ、木工作家「KICO」としても活動されている森川 瞳氏の指導の下、カッティングボードを作成しました。
①木を削る ▶
②電動ペンで名前などを刻印 ▶
◀③油でコーティング
実際に木に触れて工作することで、木の手触りやぬくもりを感じながら、世界に1つだけの自分の作品ができあがりました。心地よい木と緑に囲まれた空間の中で、参加者の方々も楽しい時間を過ごされたようです。