くまもと林業大学校【長期課程】第4期生が卒業の日を迎えました!

3月16日(木)に、熊本県林業研究・研修センター(森創館)において、くまもと林業大学校【長期課程】の卒業式が行われました。暖かい陽気に包まれた春の佳き日に、第4期生20人が、それぞれの決意を胸に1年間の研修を修了しました。

卒業式では、まず大岩校長(県農林水産部森林局長)から卒業生1人1人に木製の卒業証書が授与されました。その後大岩校長から、「林業大学校で学んだことを大いに発揮し、自らに限界を決めることなく、果敢に挑戦し、思う存分活躍してください。皆さんの活躍が、熊本の林業の大きな力となり、熊本の明るい未来に繋がっていきます」との式辞がありました。

次に、木村副知事から「次世代の林業のため精一杯努力していただき、飛躍されることを心から願っています」との知事告辞の代読があり、その後木村副知事から「林業は皆さんの力を求めています。木を伐る・育てる の先に、多くの可能性を秘めています。色々なアイディアで新しいチャレンジにつなげていってください」と、激励の言葉をいただきました。

続いて、来賓の熊本県認定事業体連絡協議会の池田会長から、「林業の応援団として、皆さんの卒業を嬉しく思います。皆さんには新しい視点で、これまで気づかなかったような現場の課題を拾い上げ改善してもらいたい、それを応援していきたい」との祝辞をいただきました。

また、本校のエグゼクティブアドバイザーの佐藤教授(九州大学)からは、「①基本の型を繰り返して、自分のものにすること。②自分の頭で考えること。③仲間とつながること。そして、時空間を超える林業を魅力あるものにしていってください」と激励の言葉をいただきました。

そして最後に、卒業生代表の椎葉博紀さんから、「研修で体験した林業の「大変さ」「楽しさ」「驚き」「喜び」「厳しさ」、すべての経験が今後の人生の年輪を重ねていく中で大きな糧になるでしょう。ともに汗を流した同期の仲間が林業大学校で得た1番の財産です。今後はそれぞれの道で、初心を忘れず謙虚に、愚直に頑張っていきます」との決意表明がありました。

これからそれぞれの道で、林業の担い手として新たな一歩を踏み出す卒業生の皆様の御活躍を祈念しております!