【くまもと林業大学校ってどんなところ?②】実習について

今回は「実習」の授業内容について紹介します。

 

実習は年度後半に中心的に学びますが、もちろん上半期も実施します。

こちらも多種多様な授業がありますが、今回は3教科を紹介します。

 

〇チェーンソー操作法

「林業といえばチェーンソー!」というイメージを持っている方も多いと思いますが、実際の林業の現場でもチェーンソーを多く扱います。

同時に、事故が多い仕事でもあるので、実習では「安全」を念頭に置いた授業を実施しています。

チェーンソーの上手さは「速さ」ではなく、「狙った方向に木を倒すことができるかどうか」。安全に直結する部分でもあります。

経験が必要な分野でもありますが、その『基礎』を林業大学校で学んでいます。

 

〇下刈り

夏の林業のメインの仕事は下刈り(草刈り)です。

暑い中での大変な仕事ではありますが、山に植えた苗がしっかり育つために必要な仕事です。

こちらも「安全」を念頭に置きつつ、効率的に仕事を行うための『基礎』を学びます。

 

〇高性能林業機械

木材生産の現場では、「高性能林業機械」と呼ばれる重機を扱います。

生徒は必要な資格を取得後、上手く操作できるようになるために練習を重ねます。

 

第3回では、林業会社へのインターンシップについて紹介します。