今回は「実習」の授業内容について紹介します。
実習は年度後半に中心的に学びますが、もちろん上半期も実施します。
こちらも多種多様な授業がありますが、今回は3教科を紹介します。
〇チェーンソー操作法
「林業といえばチェーンソー!」というイメージを持っている方も多いと思いますが、実際の林業の現場でもチェーンソーを多く扱います。
同時に、事故が多い仕事でもあるので、実習では「安全」を念頭に置いた授業を実施しています。
チェーンソーの上手さは「速さ」ではなく、「狙った方向に木を倒すことができるかどうか」。安全に直結する部分でもあります。
経験が必要な分野でもありますが、その『基礎』を林業大学校で学んでいます。
〇下刈り
夏の林業のメインの仕事は下刈り(草刈り)です。
暑い中での大変な仕事ではありますが、山に植えた苗がしっかり育つために必要な仕事です。
こちらも「安全」を念頭に置きつつ、効率的に仕事を行うための『基礎』を学びます。
〇高性能林業機械
木材生産の現場では、「高性能林業機械」と呼ばれる重機を扱います。
生徒は必要な資格を取得後、上手く操作できるようになるために練習を重ねます。
第3回では、林業会社へのインターンシップについて紹介します。