くまもと林業大学校では、熊本県内で林業に関わる女性を対象に、女性が山村地域で活躍できるよう、経営力の向上やリーダーとしての資質の向上を目的として 女性担い手育成研修を実施しています。
今年度は、11月20日(水)に、熊本県林業研究・研修センターにおいて『森の魅力を感じよう!森の被害を知ろう!』をテーマに実施しました。
午前中は、県内唯一の森林セラピー基地に認定されている水上村在住の森林セラピスト 青木 菜保子氏を講師に招き、森の不思議、森の力・効能について ご講演いただきました。
まずは、センター内の研修棟(森創館)内で座学を行い、その後、実際に立田山の森の中で森林浴とセラピー体験をしました。
午後は、(株)イノPの取締役で、くまもと☆農家ハンターとして活躍されている 稲葉 達也氏から、鳥獣害被害の実情・深刻さ、ICTを駆使した対策の実例、鳥獣害対策をまちづくりへ活かす方法についてご講演いただいた後、イノシシの革を使ったキーホルダー作りを行いました。
森の魅力や被害について、体験やものづくりを通して一層印象深く学んでいただくとともに、参加者の皆様の交流の場としていただけたようです。