今年度の【専門課程(中上級)】の指導者養成研修がいよいよ始まりました。
この研修では、中堅の林業従事者の方を対象に、新人教育に必要な知識や技術を習得し、指導者としてのスキルアップを目指します。
第1回目となる研修の初日は、コミュニケーション トレーニング・センター 代表 林田美恵子さんを講師に迎え、新人に対する話し方や接し方、コミュニケーション術を学びました。
新型コロナウイルスの影響で、マスクをつけた人同士の会話やテレビ会議などコミュニケーションをめぐる風景は様変わりしました。
そうした状況だからこそ、コミュニケーションの重要性が以前にも増して高まっています。
林田先生より、「人と会話するとき、視覚・聴覚による印象が93%、話の内容はわずかしかないため、まずは笑顔から始めることが重要」とのことです。
そこで、自身で鏡を見ながら表情筋を動かす体操を行いました。
マスク越しの会話が増えていますが、表情筋を動かすことで口角が上がり、目の周りに笑いじわができ、マスクをしていても感情や表情は相手に伝わります。
受講生同士の緊張もほぐれ会場の雰囲気が温まったところで、後半は受講生同士の会話等によるコミュニケーションを取りながら、朝礼場面のロールプレイングやチームワーク&ディスカッション等を交えてコミュニケーション力のトレーニングを行いました。
林田先生の講義終了後は、受講生全員が爽快感と笑顔に包まれていました。